2026年に放送された『PRODUCE 101 JAPAN 新世界(日プ新世界)』!
その中のコンセプト評価では、5つのオリジナル楽曲が書き下ろされ、35人の練習生が7名ずつ5チームに分かれてパフォーマンスを披露しました。
楽曲はすべて日プ新世界のために制作されたオリジナル曲で、デジタルアルバム「35 BOYS 5 CONCEPTS」として2026年5月22日にリリース!
各音楽配信サービスで配信が開始しました。
この記事では5曲それぞれの楽曲の魅力・メンバー・見どころと、「なぜその順位になったのか」という考察までまとめます。
コンセプト評価の仕組みと放出について
コンセプト評価では、まず事前に行われた視聴者による「コンセプト評価マッチング投票」によって、どの練習生がどの楽曲を担当するかが決定します。
しかし、コンセプト評価の練習の最中に第2回順位発表式が行われ、35位以下の練習生が脱落してしまいます。
その結果、チームごとの人数に差が生まれることになります。
この差を埋める為に、人数の多いチームから少ないチームへメンバーの移動が行われます。
実際にはBLACK ANGELからFuego・KICK・DREAMERへ各1名ずつメンバーを移動させることになりました。
番組内ではこの移動を「放出」と表現しており、コンセプト評価最大のドラマのひとつとして大きな話題に。
同じチームで頑張ろうとしていた仲間同士が離れることになってしまうだけでなく、
それまでの練習が全て1からになってしまうため、練習生たちだけでなく視聴者にも強い印象を残しました。
放出の後、第2回順位発表式を通過した35人が5チームに分かれてステージを披露し、会場の現場投票によって個人順位を決定。
さらに、現場投票の合計数が1位のチームにはベネフィット(投票数の上乗せ)が付与される仕組みとなっています。
ベネフィットについて
現場投票で1位をか獲得したチームのメンバーは、チーム内の順位に応じて下記のベネフィットが、投票数に加算されます。
| 1位 | 10万票 |
| 2位 | 5万票 |
| 3位 | 4万票 |
| 4位 | 3万票 |
| 5位 | 2万票 |
| 6位 | 1万票 |
| 7位 | 0票 |
1位:BLACK ANGEL(137票)
楽曲の魅力
セクシーでダークな世界観を持つバラード調ダンスナンバー。
黒い天使・白い羽・闇に染まる世界という耽美なコンセプトで、K-POPアイドルの楽曲の中でも特に「絵になりやすい」ジャンルです。
強さと儚さを同時に表現できるかどうかが問われる楽曲で、聴くだけでステージの情景が浮かぶような世界観の完成度が魅力。
音源では重厚なサウンドの中に繊細なメロディラインが走っており、ダンスナンバーでありながらボーカルの表現力も同時に問われる難易度の高い楽曲になっています。
メンバー
| チーム内順位 | メンバー | 現場票 |
|---|---|---|
| 1位 | オ・シンヘン | 32票 |
| 2位 | 釼持吉成 | 27票 |
| 3位 | パク・シヨン | 22票 |
| 4位 | 飯塚亮賀 | 20票 |
| 5位 | 安部結蘭 | 13票 |
| 6位 | 岡田侑磨 | 13票 |
| 7位 | 後藤結 | 10票 |
放出メンバー
- 浅香孝太郎 → KICK
- 熊部拓斗 → DREAMER
- ユ・ヒョンスン → Fuego
1位を獲得できた理由
シンヘンの表現力、シヨンと安部結蘭という実力者の厚み、釼持吉成、飯塚亮賀、岡田侑磨、後藤結の圧倒的なビジュアルというメンバー構成に「ダーク&セクシー」という現場で最も映えやすいコンセプトが重なりました。
オーディション番組における現場投票は、瞬間的な「目を引く力」が問われます。
BLACK ANGELは、その瞬間に誰もが「これだ」と感じられる一枚の絵になっていました。
さらに構成メンバーの人気の高さも現場投票の票数を後押ししました。
現場投票では1人1票しか投票できないため、推しの練習生に投票した観客も多かったと考えられます。
そのため、純粋なパフォーマンス評価だけでなく、人気も一定程度影響した可能性があります。
BLACK ANGELは「上位層の厚さ」で圧倒した
BLACK ANGELはオ・シンヘンが32票で全体1位、釼持吉成が27票で全体3位、パク・シヨンが22票で全体4位、飯塚亮賀が20票で全体7位を記録しました。
上位4人だけで101票を獲得しており、チーム全体の137票の約75%を占めています。
現場では「この人が目立った」というメンバーが複数存在しており、エース1人ではなくチーム全体で観客を惹きつけていたことが分かります。
BLACK ANGELが「絵として完成していた」と言われる理由は、この層の厚さにも表れていました。
2位:Neko(100票)
楽曲の魅力
猫の気まぐれさを恋の駆け引きに重ねたポップナンバー。
作詞がRyuki Koike/Yui Kimura、振り付けがYUMEKIという豪華な布陣で制作されました。
5曲の中で唯一「かわいさ」を全面に打ち出した楽曲で、ツンデレな感情表現と遊び心のある振り付けが特徴です。
音源では猫をイメージさせる軽やかなサウンドと、思わず口ずさみたくなるキャッチーなメロディが印象的!
単純にかわいいだけでなく、「気まぐれに振り回す側」という強さも同時に表現されており、
聴くほどに世界観の奥行きが感じられる楽曲です。
管理人も最近Nekoを再生をする手がとまりません…
メンバー
| チーム内順位 | メンバー | 現場票 |
|---|---|---|
| 1位 | 矢田佳暉 | 31票 |
| 2位 | 土田央修 | 21票 |
| 3位 | 山下柊 | 18票 |
| 4位 | 加藤大樹 | 11票 |
| 5位 | 小清水蓮 | 7票 |
| 5位 | イ・ヒョンジェ | 7票 |
| 7位 | 篠ヶ谷歩夢 | 5表 |
なぜ2位になったのか
Nekoは100票を獲得し2位という結果でした。
これはこれまでの日プ男子の「かわいいコンセプトが現場に刺さらない」という先入観を覆した結果でもあります。
加藤大樹と矢田佳暉という国内・海外双方で支持を持つ練習生が揃ったことや、
唯一メンバー変更がなかったため準備期間が最も充実していたという有利さも影響していた可能性が高いです。
さらにYUMEKIの鬼レッスンで話題を集め、発奮したメンバーたちが本番では完璧なパフォーマンスを見せたことも投票数を後押しする結果に。
「かわいいコンセプト」はK-POPの現場で「映えにくい」と思われがちですが、Nekoはその偏見を見事に覆しました。
「かわいさという武器を使いこなしたチームが2位になった」という見方が、筆者の評価です。
YOSHIKIが大きくチームを引っ張った
Nekoは矢田佳暉が31票を獲得し、シンヘンに次ぐ全体2位でした。
さらに土田央修が21票、山下柊が18票と続いており、上位3人で70票を獲得しています。
一方で加藤大樹(K.DAIKI)は11票にとどまっており、第1回順位、第2回順位で連続して1位だったことを考えると、
オンライン票と現場票の評価に差が見られたこともわかります。
オンライン投票と現場投票では、求められる魅力が異なるのかもしれません。
3位:DREAMER(77票)
楽曲の魅力
エネルギッシュなドラムンベースを取り入れたダンスナンバー。
夢を追う少年の熱い想いをJ-ROCKのサウンドに乗せた楽曲で、5曲の中で最もストレートな「熱量」が求められるコンセプトです。
音源では重厚なドラムと疾走感のあるギターが印象的で、聴くだけで「走り出したくなる」ような衝動を与える楽曲です。
歌詞には夢・挑戦・諦めないという言葉が並び、日プ新世界というオーディション番組の文脈と最もリンクしやすい楽曲でもあります。
メンバー
| チーム内順位 | メンバー | 現場票 |
|---|---|---|
| 1位 | 熊部拓斗 | 22票 |
| 2位 | 青沼昂史朗 | 17票 |
| 3位 | 小野慶人 | 11票 |
| 4位 | ユン・ジェヨン | 11票 |
| 5位 | 柳谷伊冴 | 7票 |
| 6位 | リュウ・カイチ | 5票 |
| 7位 | アダム・ナガイ | 4票 |
なぜ3位になったのか
DREAMERが3位になった理由は、「ストーリーで勝った」という一言に尽きます。
BLACK ANGELから移動を余儀なくされた熊部拓斗が涙を見せた場面、そして休暇中に全5曲の1番を練習し歌詞まで耳コピで暗記してきたという事実。
「涙→努力→結果」という流れが、ステージを見る前から視聴者の中に完成していました。
さらに、DREAMERの楽曲テーマ「夢を追う少年の熱い想い」と、熊部拓斗が背負っていた物語がそのまま重なり、視聴者に大きな感動を与えました。
この感動と、柳谷伊冴を中心にした実力者の土台がそれを支えた結果が77票・3位でした。
4位:Fuego(59票)
楽曲の魅力
ラテンとヒップホップを融合させたグルーブナンバー。
「Fuego」はスペイン語で「火・炎」を意味します。
5曲の中で最も「楽しむ力」と「解放感」が問われる楽曲で、技術の正確さよりもラテンのリズムに身を任せた自由な表現ができるかどうかがカギになります。
音源ではラテンパーカッションとヒップホップビートの融合が心地よく、繰り返し聴くほどにグルーブ感が増していくタイプの楽曲。
歌詞はスペイン語・英語・日本語が混在しており、グローバルな空気感を持っています。
5曲の中で最も「聴いていて身体が動く」楽曲と言えます。
確定メンバー
| チーム内順位 | メンバー | 現場票 |
|---|---|---|
| 1位 | 照井康祐 | 19票 |
| 2位 | チェン・リッキー | 14票 |
| 3位 | ユ・ヒョンスン | 7票 |
| 3位 | 濱田永遠 | 7票 |
| 5位 | 小笠原ジュゼッペ慧 | 5票 |
| 5位 | 今江陸斗 | 5票 |
| 7位 | 田中蒔 | 2票 |
なぜ4位になったのか
Fuegoが4位となった理由のひとつは、現場投票と映像視聴で評価されるポイントの違いにあったのかもしれません。
BLACK ANGELやNekoは、一目見た瞬間に世界観や魅力が伝わるステージでした。
一方でFuegoは、ラテンとヒップホップを融合させた独特のグルーブ感やメンバー同士の掛け合いなど、何度も見ることで魅力が深まるタイプの楽曲です。
実際にFuegoは、一度聴いただけではなく、繰り返し聴くことで中毒性が増していく楽曲として視聴者の間でも話題になりました。
そのような特徴を持つFuegoだからこそ、SNSでの反響とは裏腹に59票・4位という結果になったのではないかと思います。
しかしこのステージが残したものは、59票・4位という数字以上のものでした。 ポジション評価で現場43位だったMAKIが「35位なわけがない」と言わしめるパフォーマンスを見せ、HYEONSEUNGは4日でリーダーとしてチームをまとめ上げました。
「崖っぷちの2人がステージを楽しんでいる」という視聴者の声が象徴するように、
Fuegoは票数という数字以上に練習生が日プに向ける思いが記録されたステージでした。
5位:KICK(58票)
楽曲の魅力
重厚なキックドラムが響くヒップホップ楽曲。
5曲の中で最もラップとダンスの技術力が問われるナンバーで、「強さ」「迫力」「圧」を体全体で表現できるかどうかが評価の分かれ目になります。
音源ではズシンと響くベースラインと鋭いラップフローが特徴的で、K-POPというより純粋なヒップホップに近い質感を持っています。
また歌詞には挑発的なワードが並び、聴くだけで「負けるものか」という感情が引き出されるような攻撃性があります。
5曲の中で最も「ライブで映える」楽曲でありながら、最も癖が強く「再生回数が伸びにくい」という矛盾を持つ楽曲でもあります。
メンバー
| チーム内順位 | メンバー | 現場票 |
|---|---|---|
| 1位 | 倉橋吾槙 | 15票 |
| 2位 | 杉山竜司 | 9票 |
| 2位 | 大林悠成 | 9票 |
| 4位 | 石田亮太 | 8票 |
| 5位 | 浅香孝太郎 | 7票 |
| 6位 | 横山奏夢 | 5票 |
| 6位 | 小林千悟 | 5票 |
なぜ5位になったのか
KICKは58票で5位。4位Fuegoとの差はわずか1票でした。
KICKは決して「実力のないチームが5位になった」わけではありません。
KICKのメンバーにはダンスやラップを得意とする実力者が揃っており、倉橋吾槙がバットを持って登場する”治安悪め”のイントロから始まる「KICK」は、会場を一瞬で支配する迫力あるステージでした。
しかし、KICKが挑戦したヒップホップコンセプトは、5曲の中でも特に技術力が問われる楽曲でした。
パフォーマンスの完成度や細かなスキルは高く評価された一方で、BLACK ANGELのビジュアルインパクトやDREAMERのストーリー性のような、感情を大きく動かす要素ではやや不利だったのかもしれません。
現場投票では「一瞬で心を掴むこと」が重要になります。
KICKもFuegoと同様に、見れば見るほど凄さが分かるタイプのステージだったからこそ、
現場票ではその魅力が十分に伝わる前に投票となってしまったのではないでしょうか。
KICKはチーム全体で完成度を作り上げていた
KICKはチームトップの倉橋吾槙でも15票でした。
一方で、杉山竜司と大林悠成が9票、石田亮太が8票、浅香孝太郎が7票と続いており、
特定のメンバーだけが票を集めるのではなく、チーム全体で評価を受けていたことが分かります。
これは裏を返せば、KICKが「エース頼みのチーム」ではなかったということでもあります。
個人の人気やストーリーよりも、チーム全体のパフォーマンスで勝負したKICK。
その実力は高く評価されながらも、現場投票という形式では順位に結び付きにくかったのかもしれません。
5曲の比較
| 楽曲 | 現場票 | 現場映え | 感情移入 | バズりやすさ | チーム順位 |
|---|---|---|---|---|---|
| BLACK ANGEL | 135票 | ★★★ | ★★★ | ★★★ | 1位 |
| Neko(ねこ) | 100票 | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | 2位 |
| DREAMER | 77票 | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ | 3位 |
| Fuego | 59票 | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | 4位 |
| KICK | 58票 | ★★☆ | ★☆☆ | ★★☆ | 5位 |
この表で最も注目すべきなのは、現場評価と放送後の反響が必ずしも一致していなかったことです。
特にFuegoは4位という結果だったものの、放送後にはYouTubeやSNSで高い評価を集めました。
ラテン調の中毒性のある楽曲と、何度も見返したくなるパフォーマンスによって、時間が経つほど評価が高まったチームだったと言えるでしょう。
コンセプト評価では、楽曲の完成度だけでなく、現場でのインパクトや感情移入のしやすさも大きく影響しました。
そのため、現場で強かったBLACK ANGELやNekoと、放送後に評価を伸ばしたFuegoやKICKでは、
異なる魅力があったということが分かります。
コンセプト評価はシーズンの分岐点だった
コンセプト評価は単なる中間課題ではなく、その後の順位推移にも大きな影響を与えた重要なステージでした。
特に1位となったBLACK ANGELは、チーム内順位に応じてベネフィットが付与されたことで、オ・シンヘン(SHINHAENG)が10万票、釼持吉成(KINARI)が5万票、パク・シヨン(SIYOUNG)が4万票を獲得。
第3回順位発表式の順位にも大きな影響を与える結果となりました。
一方で、4位のFuego(59票)と5位のKICK(58票)の差はわずか1票でした。
たった1票の違いによってチーム順位が分かれたことを考えると、現場投票の結果がその後の順位推移やファイナル進出争いに与えた影響は決して小さくありません。
また、現場評価ではBLACK ANGELやNekoが上位に入った一方で、Fuegoは放送後のSNSや動画配信サイトで高い反響を集めました。
現場で評価されるステージと、映像を通して後から評価されるステージの違いが見えたことも、今回のコンセプト評価の興味深いポイントだったと言えるでしょう。
コンセプト評価は、練習生たちが新たな魅力を見せる場であると同時に、シーズン終盤の流れを決定づける大きな分岐点でもありました。
まとめ:コンセプト評価が示したもの
| 楽曲 | チーム順位 | 一言評価 |
|---|---|---|
| BLACK ANGEL | 1位(135票) | 絵として完成していた |
| Neko(ねこ) | 2位(100票) | かわいさという武器の正確な使い方 |
| DREAMER | 3位(77票) | ストーリーで勝った |
| Fuego | 4位(59票) | 感情が記録された |
| KICK | 5位(58票) | 技術は高いが伝わりきらなかった |
5曲を振り返ると、コンセプト評価は単純な「実力勝負」ではなかったことがわかります。
楽曲の完成度はもちろん、コンセプトとの相性、現場でのインパクト、メンバーそれぞれが持つ物語性など、さまざまな要素が重なり合って順位が決まっていました。
実際に1位のBLACK ANGELは圧倒的な世界観と上位人気メンバーの厚みで現場を魅了し、2位のNekoは「かわいいコンセプトは不利」という先入観を覆しました。
また、DREAMERは練習生たちの物語が楽曲テーマと重なり、FuegoやKICKは放送後に再評価する声も多く見られました。
そしてFuego(59票)とKICK(58票)の差がわずか1票だったことからも分かるように、コンセプト評価は非常に接戦でした。
「現場でのわずかな評価の違いが順位に反映される一方で、放送後にはまた異なる評価が生まれる」
その両方を楽しめるのも、コンセプト評価の魅力だったと言えるでしょう。
コンセプト評価は、練習生たちが新たな魅力を見せたステージであると同時に、シーズン終盤へ向かう大きな転換点でもありました。
5曲すべての音源はデジタルアルバム「35 BOYS 5 CONCEPTS」として配信中です!
気になった楽曲があれば、ぜひ音源とステージの両方を見比べながら楽しんでみてください。
コメント